なにもないけどなんでもあり。
「私には何もない。だから上手く行かない」
うなだれる人がいます。
では「なんでもあるひと」とは
どんな人なのか?
その人は上手くいっているのだろうか?
お金持ち?知識が豊富?技術がある?資格持ってる?人脈がある?外見が美しい?
ふむ。考えたらキリがないですね。。
「なんでもある人」
私も「なんでもある人」だったらいいなー。
とも思います。
でも、上手くいってるかは別な気がします。
それは「ある、持っている」 を有効活用しているのだろうか。
他人が観て「いいなー」と思っても
本人は「良い」と思って活かしているかどうかです。
例えば
私は大勢の前でマイクを使用して話す仕事を受けることがります。
が、本来の私は大勢の前で話すのが苦手です。
聞いてもらえるか解らないし、
視線が私に集まるのも怖い。
私なんか受け入れられるかも怖い。
事件は20代くらいでしょうか。
バイトでイベント関連の事務所に所属していましたが、気がつけばMCやら説明員の仕事をこなしていました。
本当は裏方のつもりでいたのに、現場に着いたら原稿と衣装を渡され。。
やけにギャラが良い単発仕事だと思ったら・・・。
交通も不便で逃げられない状況のため
「ギャラがイイし取り敢えず1日乗り切ればなんとかなる!元々希望してる仕事じゃないから、これで話が来なくなれば御の字!」
など自分を鼓舞(言い訳かな?)させて立ち向かいました。
するとその後は裏方よりもそっちの仕事が増え始めてしまいました・・・。
結局、こなす中で本業の方のアドバイスなどを受けつつ、コツを掴むことができ、
私にはオイシイお仕事になりました。
更に自分で原稿を作成したり、後輩にアドバイス出来るほどになりました。
どうやら私は開き直ると強いのと、
声がとても良く通る喉を持っていたようです。
予期せぬ「あるもの」の発見でした。
バイトから本気で逃げていたら見つけられなかったでしょう。
きっと「何もない」と思っているだけで、
本当は皆んなに「なにかある」です。
その発見・発掘のために
とりあえず「できそうなこと」から始めてみませんか。
笑顔であいさつをしてみよう。
お誘いに乗ってみよう。
話してみよう。
話を聞いてみよう。
出会いを大切にしてみよう。
続けてみよう。
小さなきっかけから得られることもあります。
明日がちょっとだけ
新しい私の明日でありますように。